岡山県は日本の都道府県の一つ。本州西端の中国地方南東部に位置する県。県庁所在地は岡山市。 温暖な瀬戸内の気候を背景に古代より独自の文化圏を形成し、現在では中国・四国地方の交通の要衝として発展を続けている。ぶどうや桃をはじめとした高品質の果物の生産地として有名な県である。
北は中国山地、南は瀬戸内海に面しており、大小合わせて約90の島を有す。東は兵庫県、西は広島県、南は香川県、北は鳥取県と隣接している。 広島県東部に位置する備後地方や香川県島嶼部などと合わせ、古くは「吉備国」と呼ばれた。吉備国は大和朝廷に並ぶほどの強大な勢力を持っていたとされ、県内にも数多くの遺構が残されている。江戸時代には岡山に池田氏、津山に森氏が入封し、倉敷は天領となった。特に池田氏は日本三名園の後楽園を造成し、閑谷学校を開くなど、文化・教育面で多大な功績を残した。 明治時代以降は大規模な港湾が存在しなかったため、工業化に後れをとった一方で、児島湾の干拓事業による穀倉地帯の開発やブドウや桃をはじめとした商品作物の栽培が盛んに行われるなど、典型的な農業県であった。第二次世界大戦後はコンビナートが立地し、交通網の整備も相まって瀬戸内工業地域の中核をなすなど、工業県の様相を呈している。 気候は北部の豪雪地帯が日本海側気候に属し、南部は典型的な瀬戸内海式気候に属している。1989年からは、降水量1mm以上の日数が全国最小である事から『晴れの国 おかやま』を県の標語としている。 2009年4月1日に県庁所在地の岡山市が中国・四国地方2番目の政令指定都市に移行した。
北部には旭川・高梁川・吉井川の3大河川が源を発している中国山地や鍾乳洞などのカルスト地形がみられる吉備高原の高地が連続的に広がり、南部には北部から流れている3大河川によって形成された岡山平野が広がっている。また、岡山平野にはかつて瀬戸内海に浮かぶ小島が丘陵として点在し、陸?島として江戸時代に本州と繋がった児島半島がある。南部は瀬戸内海に面し、多くの島々が点在している。主な山としては、中国山地の蒜山(標高1122m)や後山(標高1345m)などがあり、主な湖沼としては、児島湾の干拓によって人工的に造られた児島湖などがある。なお、兵庫県とは山地及び備前市の取揚島で、鳥取県・広島県とは山地で、香川県とは海上および玉野市の井島(石島)で隣接している。